2011年6月26日日曜日

Mちゃんの立ちコケを暖かく見守る会

 本日は、久里浜から三浦半島を半周し藤沢に至る71kmのツーリングに出かけた。


 主役のMちゃんは、本日ビンディングペダル初体験である。標題にあるよう、見事な立ちコケを披露してくれるものと胸躍るツーリングである。


 三浦半島は『日本書紀』に「御浦」と記されている。また、源頼朝に従った三浦氏の領国であり歴史に度々登場する地域である。また、近世では、黒船来航以来、軍事的な要所として重要視されてきた。現在でも、横須賀港は米太平洋艦隊・海上自衛隊の基地があるなど軍都としてその名は知られている。


 さて、本日の主役Mちゃんの記念すべき第一回立ちコケは、久里浜を出発する前に起きてしまった。ビンディングペダルを装着したフルカーボンのフェルトZW5に跨り、駅前広場を数周し「へへ、大丈夫そう!」と止まったその時!右側にドテ!とやらかしてくれました。オイオイ!今日はどこまで行けるかな?と不安がよぎった瞬間でもあった。


 その後は、脱着を繰り返し慣れたところで、R134からK215を経由して三崎漁港へと向かう。小さなアップダウンがあるが、20〜25km/h程度のスピードにも何とか付いて来てるやん。少々安心して、ペダルを回し、11:30に立ちコケなしで三崎漁港着。定番の庄和丸さんで定番の漬け丼昼食とした。看板メニューのサービス品であるのでお味はそこそこ。量もたっぷりである。

 お腹も張ったので、城ヶ島公園で少々腹ごなしの後、ハンドルを北に向ける。今日のR134は梅雨の中休みも手伝って、交通用がやや多いようだ。ここは、旧道へということで、佐島方面へと向かう。途中の佐島漁港で直売所のイカをウィンドーショッピングしつつ。R134との合流地点へ。やや勾配のある所謂、坂道発進状態の交差点だ。信号が青に変わった。発進!後ろの方で、落車音が・・・・。あちゃー!2度目の立ちコケである。今回も右側転倒だ。後ろには車が!発進前で良かったものの、ちょっと危なかった〜ぁ。
 さて、その後は葉山御用邸の横を抜け、日影茶屋でまたまた定番の日影大福を購入。材木座海岸で、サーフィンを眺めながらおやつタイムとした。


 今日の予定通り、江ノ島まで足を進める。夏場のこの辺名物交通渋滞である。車はびっしり詰まっている。こりゃ江ノ島以西の4車線道路までどないもならんな。と思いつつ、長谷あたりで歩道に一時退避。車道に戻ろうと、信号待ちをしているとまたまた後方で落車音が〜ぁ。またもや、右側に立ちコケである。ヘルメットは車道側に出てるやん。バイク来なくて良かった。


 まぁ、こんな感じで無事?三浦半島半周ツーリングは、終を迎えたのでありました。


本日走行:71km

2011年6月12日日曜日

秘蔵版42:芳ヶ平〜草津(コース状況調査ライド編)


 『渋峠は、上州草津温泉と信州渋温泉を結ぶ重要な道であった。開設は明らかではないが、健久6年(1195 年)源頼朝が草津から島崎(山ノ内町)を通り善光寺へ参詣したという伝承があるそうだ。現在は崩壊の激しい横手山の山腹をシェルターに守られて通過し、志賀高原にいたる R292 の重要な峠である。』と解説される歴史ある峠である。


 6月11日 日曜日。この歴史ある峠と稀に見る美しい高層湿原を目指したツーリングルートの調査に出かけた。
 同ルートはGPS大王氏、instinct氏、Ao氏と共に宿泊・宴会付きで走る予定をしていたが、土日の雨予報のため順延としてしまった。ところがだ!なんと前日予報で「雨後晴れ、雨は朝のうちだけ」と云う予報に変わってしまった。急遽GPS大王氏と私の二人で今後計画されるであろう『「芳ヶ平〜草津」月面をダウンヒルして草津温泉で宴会ツーリング』の調査のためのMTBツーリングに出かけることになった。


 朝5時、GPS大王氏に車で迎えに来ていただいた。外は土砂降りだ。本当に止むのか心配になってくるが、天気予報を信じよう。草津地方は、9時には雨が止み急速に天候は回復する見込みだ。関越道の渋川伊香保ICを経由し榛名山を左に見ながら国道145号を走る。長野原草津口付近に着く頃には外の雨は小降りになっていた。デポ地の草津国際スキー場駐車場に着く頃には、雲は遥か高いところにあり霧雨程度まで回復していた。この天候だと大丈夫!意を決し、自転車を組みいよいよスタートだ。
 国道292号の新緑が美しい樹林帯を登坂する。木々は白樺が主体の高原地帯だ。この辺で既に日常生活から離れた気分に高揚する。

  やがて、樹林帯が切れ高山的な雰囲気となる。そう、ここは活火山帯なのだ。硫化水素ガスによりほとんどの動植物は生息できない領域だ。国道脇の立看板にも「硫化水素ガスのため駐停車禁止」と書かれている。しかし、こちらは自転車。否応なしに硫黄臭のする空気でも呼吸を止める訳にはいかない。ここでは、硫化水素中毒を覚悟してとりあえず記念写真だ。


 さらに高度を上げる。この辺では白根山の山陰もくっきりと見え、空には一部青空も見えてきた。もう標高は2、000mを超えている。指先が冷たくなってきた。酸素分圧の低下により、呼吸も苦しい。深い呼吸を意識して登る。11時過ぎ、いよいよ芳ヶ平だ。やや、ガスが多いものの天候は確実に回復傾向だ。白根レストハウスで短い休憩を取り、約30分ほどの行程で一旦渋峠に向かう。が、渋峠に向かう道は、ガスに阻まれ視界は20mあるかないかだ。北からの風で、下階からの空気が上昇し気圧と温度低下によりガスが発生している。
 道の傍らに目をやると「雪の壁」が僅かに残っていた。完全に高山域だ。
 そしてついに国道最高地点である渋峠に到達した。これで麦草峠、金精峠と合わせて国道標高ベスト3を制覇したことになる。
 ここから、少し下って「県境の宿 渋峠ホテル」へ。この宿は、長野県と群馬県の県境に位置し、今や伝説となった映画「私をスキーに連れてって」に登場したホテルだ。ここでカツカレーを注文。ゲレンデの食事そのままだ。懐かしい味を堪能した。


 そして、白根山への同じ道を引き返す。なんということだろう、山の天気は変わりやすいと言うが、ここまで回復しているとは・・・・・・・。感動である。
 秘蔵版では、ここの風景をこう書いている。「小型の四輪駆動車なら走れそうな道は、荒涼とした月世界のような火山特有の景色の中を芳ヶ平まで下っていく。」
 ここも硫化水素ガスの影響で草木は枯れ、土砂が剥き出しになっている。所々には残雪があり、MTBの行く手を阻む。下界とは全くかけ離れた風景が広がる。
 芳ヶ平ヒュッテの傍らに自転車を置き、遊歩道を歩く。高層湿原の芳ヶ平は、ようやく春の盛りのようにツツジや山桜が見頃の季節を迎えていた。六合地区観光情報によると7月初旬にはワタスゲが見頃になるようだ。また、紅葉シーズンも素晴らしい景色が堪能できるようだ。このころにまた訪れてみたい。
 名残惜しいが芳ヶ平を後にして登山道を下る。この道は整備の進んだ立派な登山道だ。そのため、土砂の流失防止の階段が多く乗車率は低い。高度1,500mを切ると周りの樹木も大きくなる。ここでやっとハイスピードのシングルトラックとなる。
 気持ちよく下り、草津の温泉街へと至る。観光地の湯畑に立ち寄り、デポ地に戻る。
温泉に浸かり、食事を済ませて帰路に着いた。


 GPS大王氏が、動画を取りまとめてくれた。以下に紹介する。
   2011年6月11日 芳が平から草津MTB(偵察1)
   2011年6月11日 芳が平から草津MTB(偵察2)


昨日の走行
走行距離:40km
獲得標高:1,200m